moockです。
1歳3ヶ月になる息子は日増しにヤンチャ坊主になって
きました。小走り程度に歩け、公園や体遊びはもちろん
エスカレーターやエレベーターのあるデパートなんて、
What a Wonderful World!
目に付く全てに興味を示し、あっちへフラフラこっちへ
フラフラ・・・。抱っこをしなくて済む分、追いかけっこが
大変ったらありゃしない。
そうは言っても、まだまだベビー。ママンが見えないと
「マ~マ~」「は~い」「マ~マ」「は~い」の確認を
怠らず。見えない所にいる時は「いないいないばぁ」を
しながら笑顔で「なーにー?ボクちゃん」と答えると、
嬉しそうに笑い返す。
ん~~~~~っ、萌えぇぇぇぇ~~~~~っ。
ところが大好きなパソコンいじりを始めると、ママンは
豹変。「こらっ!」「あ~ぶっ!(危ない)」。
すると坊やの表情も豹変。一気に機嫌悪いですオーラを
出して聞こえないフリ。くぅ~~~っ、コイツ~っ!!
でもこのママン怒った顔は赤子の脳によくないみたい。
中央大と愛知県岡崎市にある生理学研究所の共同研究に
よると、赤ちゃんが笑顔を見たときは脳の反応が穏やか
に続くのに対し、怒った顔では反応が急速に低下するこ
とが判明したと明らかにしたの。
笑顔は左側頭部、起こった顔は右側に反応するらしい。
脳の左側は言語に関連するとされ、右側は注意を何かに
向けることと関連するとされているんだって。
赤ちゃんはじっとなんてしてくれないから、機能的磁気
共鳴画像診断装置(fMRI)による脳の活動の測定は困難
なため近赤外分光法装置を採用したとのこと。これは、
頭部に当てた光の反射から脳血流の変化を測定するもの
なの。これによって表情認知に関わるとされる左右側頭
部の脳血流を調べたんだって。
で、具体的な方法は、6~7カ月齢の乳児12人を対象に、
ベースとなる野菜の写真を10秒間見せた後に見知らぬ女
性の笑顔と怒った顔の写真をそれぞれ5秒間ずつ見せる。
すると、どうでしょう、笑顔の場合は写真が消えた後も
血流の増加がしばらく続いたが、怒った顔では急速に低
下したというから驚きよね。子供は正直です。
「笑顔の場合、コミュニケーションを取ろうとする活動
が脳内で起きていて、怒った顔の場合は危険を察知し、
すぐ次の行動に移さなければならないので脳の別の部位
に活動が移るのではないか。」とは同研究所の仲渡江美
研究員。
ママンの笑顔で坊やの脳内活動が活発になって言語能力
が高まり、坊やの笑顔でママンが心底癒されるんだから、
笑顔は大切。でも危険なことがあることも覚えなくちゃ。
要はバランスっす~。