moockです。
変な天気が続いてますが、体調を壊したりしてませんか。
昔は【馬鹿は風邪をひかない】と言ってたけど、風邪を引く
ほうが自己管理のできない人と思われるこのご時世。 😥
マスクもせずに電車で咳き込もうものなら、ものすごい目で
睨まれます。もっとも最近は【風邪を感染されたくない】
人がマスクをしてるようにも思えますが…。
しかし自己管理だけでは防ぎきれないのがインフルエンザ。
感染した辛さは本人にしか分からないもの。1秒でも早く
少しでも楽に、とタミフルをガツガツ服用する人を見ます。
新型インフルエンザもあるのにタミフル足りるかしら…と
感染する前から心配しておったmoockですが。
なんとこの度、大阪大学と横浜市衛生研究所の共同チームが
開発したインフルエンザ治療薬が、カテキンを加工したもの
から作られるというから驚きです。 😯
カテキンって、そう!緑茶に含まれるあのカテキン。何でも
季節性インフルエンザや鳥インフルエンザで効果が確認され、
しかも感染を防ぐ作用もあるんだとか。 🙄
鼻やのどに噴霧する予防薬への応用も期待できるとのことで、
製薬会社との実用化を目指してる模様。
カテキンは茶の渋み成分で、今回開発に利用されたものは、
緑茶に多く含まれているエピガロカテキンガレード(EG
CG)というカテキンの一種。し、舌かみそう…。
このEGCGがウィルスの働きを抑えるのは以前から知られて
いるけど、そのまま飲んでも体内で分解されてしまうから効果
なし、というのが今までの見解。
ならば、体内での分解や代謝を抑えればいいんじゃねぇ?って
ことで、その作用のある脂肪酸と合成することに成功。
感染力を調べるため、この加工したEGCGを季節性インフル
エンザや鳥インフルエンザのウィルスに混ぜ(!)イヌの腎臓
細胞にふりかけてみると、タミフルよりも約100倍もの感染
を抑える効果があったという。
鶏の有精卵を使った増殖実験では何もしない卵12個では中の
ヒナが70時間で4割、164時間で全数が死亡。一方、加工
したEGCGを投与した12個は全数が生き残ったとのこと。
これはウィルスが細胞に侵入するのを防いだり、仮に侵入して
もウィルスの遺伝子が増殖しないように作用していたため。
大阪大学の開発邦宏助教(有機化学)は08年に特許を出願して
おり、現在は治療薬をはじめ、マスクやスプレーなどの商品化
を望む製薬会社と交渉中で数年内に実現しそう。
作用からみれば、新型インフルにも効果ができ、茶葉から大量
に抽出できるうえに安価で副作用も少ないといいこと尽くめ。
たーだーし。
緑茶を飲んでも効果はないそうです。ガックリ。
我々としては1日も早い商品化を望むだけですね。